Google Chrome用Extension NotScripts

某巨大掲示板でGoogle Chrome用ExtensionでNotScriptsというのがあることを知った。

NotScripts gives you a high degree of "NoScript" like control over what javascript, 

と謳われているように、確かにFirefox用Extensionで有名なNoScriptに近い感じで使うことが出来るようになっている。

このExtensionをインストールしたら、先ずはパスワードの設定からはじまる。パスワードの設定はUIが用意されておらず、Google ChromeのProfileディレクトリをExplorerで開いて、CHANGE__PASSWORD__HERE.jsというファイルをエディタで開いて、パスワードを設定する必要がある。因みにパスワードは最低でも20桁の英数字を設定する必要がある。詳しいパスワードの設定方法は、NotScriptsのオプション画面に説明が記載(英文)されているので迷うことはないだろうと思う。

パスワードを設定したらGoogle Chromeをリブートする。そうするとNotScriptsが機能するようになる。

OmnibarにNotScriptsのアイコンが表示されるので、クリックするとサイト毎にAllow(許可)、Block From Site(このサイトからは禁止)、Temp(一時的に許可)を指定することが出来る。勿論のことであるが、一括して許可、一括して禁止も出来る。

Firefoxを長らく使っていないのでNoScriptの細かい挙動を失念したが、NoScriptだとTab AでHoee.comを一時的に許可しても、Tab Bで再びHoge.comのScriptが使われていたら明示的に許可しないとBlockされたままだと思ったが、NotScriptsではTab Aで一時的に許可したら、他に新しく開いたTabではTab Aでの設定が引き継がれるらしくHoge.comが一時的に許可された状態になってしまう。この挙動とパスワード設定用のUIがないのが一寸残念だけど、他には大きな不満はない。

因みにGoogle Chromeは10.0.607.0 canary buildを使って、NotScriptsの動きを確かめました。