俺がアクアリウムにのめり込む契機となったのは、家人が買ってきたアカヒレ2尾(小さなボトルに入れられてコッピーの名称で販売されていたもの)だった。
フィルターもエアレーションもなくて本当に飼育できるのだろうかと訝しみ、ググッてみたところからアクアリウムが趣味となってしまった。
先ずは水槽とフィルターと底床を買って、アカヒレをボトルから水槽へ移して、次には水草を買ってと、順調にアクアリウムに嵌りだしたのが3年末の初夏。
最初はアカヒレと水草だけで満足していたが他の生体も飼いたいなと色気を出して、ホームセンターで見かけたネオン・テトラに一目惚れ。当時の水槽は17cmキューブだったので大きくならない魚で見た目も綺麗だったネオン・テトラを2尾購入した。1尾は残念ながらpHショックで落としてしまったが、残った1尾は病気にかかることもなく順調に育った。
アカヒレも3尾買い足したが飛び出し事故で3尾が御亡くなりになり、最古参の2尾のうち1尾は昨秋寿命で落ちて、アカヒレ、ネオン・テトラが1尾ずつ残っていた。ネオン・テトラは昨年より背骨が曲がってき餌喰いも下手になってきていたので、覚悟は出来ていたつもりだが昨夜餌やりの時に屍骸を発見したときには動揺してしまった。毎朝恒例の生存確認の時にはまだ生きていたのに、その後ひっそりと息を引き取ったらしい。
生き物だから寿命があるのは当り前だし、普通に考えれば人間より寿命が短いのも頭では理解しているが、死んでも死なないくらいタフだったので屍骸を発見したときには動揺してしまったのだ。せめてもの救いは、最後に好物の乾燥アカムシを腹いっぱい喰った翌日に大往生したことだ。3年と7ヶ月間、色々と楽しませてくれたり、癒してくれたり、笑わせてくれたりと、御疲れ様でした。若しあの世があるとしたら、あの世でも好物の乾燥アカムシをたらふく喰えたらいいね...。
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