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2011/06/05

麦飯を炊いたら驚く程膨れ上がったで御座るの巻

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もう若い頃にみたいな不規則な生活や、無茶苦茶な食生活は辞めて、自分の健康には自分で責任を持たなければいけない世代に突入したな、ということで昨日、サラダオイルを買いに出かけた序でにビタバァレー(精麦米)を一緒に購入した。雑穀米も良いなと思ったが、色がアレだったのでパスした。

今朝、米0.5合にビタバレー0.25合を混ぜて炊飯のタイマーをセットし、昼飯喰うときに炊飯器を開けたら、精麦米が驚く程膨れ上がっていた。白米0.5合に精麦米0.25合なので、都合0.75合相当が炊きあがるだろうと思っていたが、優に1.5合くらいはあった。ええ、必死になって食べましたとも...。

精麦米を混ぜた飯は以前に食っていた時期がある。俺が小学低学年のときに父が事業に失敗、更に悪いことは重なり父が連帯保証人なっていた分の借金も負うことになり実家は窮乏していた。其れでも当分は何とか銀舎利を喰えていたが、俺が中学に上がった頃には食べ盛りの子供(俺を頭に五人)がわんさか居たので、白米だけでは、、、と言うことで精麦米を混ぜた飯を喰っていた。母曰く「麦飯は体に良いから、態と混ぜている」とのことだったが、どう考えても嵩上げが目的だろう。だって0.25合混ぜるだけで驚く程膨れ上がるんだぜ...。

久しぶりに麦飯を喰ったら貧乏だった少年時代を思い出し、当時の両親の苦労をふと想像した一時だった。今は好々爺紛いの両親だが、当時は貧すれば鈍すではないが諍いの絶えない二人だった。そして彼等に振り回される日々にうんざりし、時には絶望し、時には反抗し、けして褒められない荒んだ少年時代を思い出した。借金を抱えた父を呪い、けんかしては無きすする母を疎ましく思い、早く家を出て自立したいと願った日々、併し自立する術を持てない自分の無力さに絶望したこと、今となっては、そんな日々があったなと確り向き合えるが、当時は本当に辛かった。幸いなことに自立志向だけはずっと持ち続けていたので、高校を卒業したら直ぐに自立し、現在に至っている。

とりとめもなく中学時代の頃を思い出したりするとは、俺も歳を取ったのだろう。やれやれ...。

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