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2011/11/23

観た映画:ジャッカル、コンタクト

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謎の殺し屋ジャッカル(ブルース・ウィリス)のアメリカ要人暗殺を阻止すべく、FBI副長官(シドニー・ポワチエ)プレストンとMVD少佐コスロヴァ(ダイアン・ヴェノーラ)の合同捜査チームを結成した。合同捜査チームには助っ人として元IRA幹部で狙撃の名手デクラン(リチャード・ギア)が加わり、ジャッカルの行方を追うというストーリーになっている。

ジャッカルが変装の名人ということで、ブルース・ウィリスが頻繁に変装した格好で登場する。時にはどこにでも居そうな肥ったおっさんであり、時には出張で各国を飛び回っているビジネスマンであり、時にはアウトドアが好きな中年であり、と観ていて飽きなかった。素の時には当然禿頭なのだが、変装したときには毛がふさふさしているときもあり、禿げていないブルース・ウィリスを観ると気持ち悪いくらいの違和感を持った。ブルース・ウィリスは禿げていないと格好が付かない、と改めて実感した。そして、リチャード・ギアは女性と絡むと独特のフェロモンを発し、本当にセクシーだなと改めて実感した。コットンクラブの時もそうだったし、本当に女性と絡むと男の色気を醸し出すなあ。女性と絡んで男の色気出すタイプでは他にアレック・ボールドウィン、ウィリアム・ボールドウィン兄弟が居るが、リチャード・ギアは彼等と遜色のないセクシーさがあると思う。ストーリー自体は凝ったものでは無いが、ブルース・ウィリスの変装や、クライマックスのブルース・ウィリスとリチャード・ギアの攻防など退屈することなく最後まで楽しめた。単純明快なアクション映画を楽しみたい人にお勧めする。


ニューメキシコの超大型干渉電波望遠鏡システムを使い、ヴェガからの信号を受信したSETIプロジェクトの研究者エリーナ・アロウェイ(ジョディ・フォスター)が、受信した信号を解析し、ヴェガで設計された移動装置(宇宙船の超小型タイプ)に乗り込みヴェガへ、というストーリーになっている。

地球外生命とコンタクトというSF的には良くあるジャンルだけにストーリーは熟れているだろうと思ったが、予想以外に雑だった。加えて宗教と科学の対立も描いているが、信仰心の薄い日本人にはぴんと来ない向きもあると思う。俺も何故に宗教との対立を描く? と疑問に思った。其れ等を対立させることにより話が面白くなるならありだろうが、対立させても面白くなかった。別段見所もなく、此で俳優陣が大根だったら悲惨だったが、ジョディ・フォスターの演技で辛うじて救われたという処か。印象に残ったのは科学的(笑)だということで素数が出てきたシーンだ。他には何もない。退屈な映画で余所様にはお勧めしません。

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